弊社が設計・監理をしまいたGALLERIA MIDOBARUに展示されているジオラマ作品の作者である写真家の西野壮平さんがHAJIMARI Beppu ARTIST BARの記念すべき第1回目のホストを務めてくださいました。
併せて、西野さんの最新刊『SHORT STORIES: Beppu』の刊行を記念した写真展も開催しました。（会期：2023年11月24日(金) ～ 12月7日(木)）
『SHORT STORIES』は西野さんのの代表作『Diorama Map』を小さな本にまとめていくシリーズです。
『Diorama Map』は、様々な都市を歩き、鳥瞰、仰視、あるいは路上などあらゆる場所から撮られた膨大な写真を、キャンバスにつなぎ合わせた巨大なジオラマで、HAJIMARI LOUNGEに大きく展示してくださいました。
HAJIMARI Beppu ARTIST BARのトークイベントでは、出版元であるMIGOの山根恵美さんとのクロストークをしながらDiorama Map Beppu』ができるまでの経緯から写真集の制作秘話を伺い、後半は温泉名人・指原勇さんをお迎えして、作品制作のため、200湯もの温泉を撮影した西野さんによる「別府温泉案内」をお話しいただきました。

【開催概要】
タイトル：西野壮平 写真集出版記念展　SHORT STORIES: Beppu　SOHEI NISHINO
会期：2023年11月24日(金) ～ 12月7日(木)
会場：HAJIMARI LOUNGE (HAJIMARI Beppu1階)
協力：NPO法人 BEPPU PROJECT

◯作家プロフィール
西野壮平（にしの・そうへい）
1982年兵庫県生まれ。大阪芸術大学写真学科を2004年に卒業、その後活動の拠点を静岡で制作活動を行っている。
主な展示に、2012年 OUT OF FOCUS: PHOTOGRAPHY グループ展 （Saatchiギャラリー、 ロンドン）、2013年A Different Kind of Order グループ展 （The ICP トリエンナーレ、ニューヨーク）、2015年 NEW DIORAMAS 個展 （マイケルホッペンギャラリー、ロンドン）、2016年 New Work 個展（サンフランシスコ近代美術館、アメリカ）、2018年 New Cartographies: グループ展（Asia Society Texas Center、 ヒューストン、アメリカ）近年では2021年「岡本太郎現代芸術賞」展（川崎市岡本太郎美術館）、「線をなぞるーTracing Lines」個展（キヤノンギャラリーS）、2022年「潜在景色」グループ展（アーツ前橋）などがある。

◯HAJIMARI Beppu ARTIST BAR
特別な金曜日の夜にだけオープンする、アーティストがホストとなるバータイム。トーク形式やパフォーマンスなどアーティストにより表現方法は様々で、作品や活動についてアーティストから直接気軽に話を聞くことができます。ホストとなるアーティストは、別府・大分を拠点に活動するアーティストや、旅人として別府を訪れるアーティストたち。彼らのアートをきっかけに来訪者同志の交流も生まれます。
予約不要、入場無料、要ドリンクオーダー。
協力：NPO法人 BEPPU PROJECT