大分いちごこども園が2022年度グッドデザイン賞を受賞致しました
グッドデザイン賞受賞
《幼保連携こども園 大分いちごこども園》
この度、弊社で取り組んだ、幼保連携認定こども園「大分いちごこども園」が2022年度グッドデザイン賞を受賞致しました。
今回、設計・監理をご依頼下さった「社会福祉法人とんとん」さんは、1991 年に大分県では前例のない、重度の障がいを持つ幼児のみを母子分離で預かる民間非営利の保育事業を開始し、その後も子育て支援事業や発達の遅れのある幼児を対象とした福祉事業、学童保育等、積極的に「保育と障がい児福祉による総合的な発達支援」を約30 年間にわたり大分県で先駆的に行って来られました。大分いちごこども園は、同法人の認定こども園で、児童福祉施設である障害児通所施設と同一敷地において、園庭等を共有しています。“発達と成長に寄り添い、子ども達の未来に笑顔が溢れ、集う人が安心できる場所でありたい”という想いを受けて、設計・監理に取り組みました。
下記、審査評となっております。
きわめて明快な建築の構成をもちながら、同時に使える場所において立体遊具のような空間を差し込む、こども園である。外観の大きな特徴となる折板構造による白い曲面大屋根とそれに続く両側の壁は、子供を守る安心感を与えつつ、外光をとりこみ、開放感ももたらすだろう。この内側に入れ子状に部屋が挿入された結果、囲いとの隙間において、テラス、階段、滑り台、クライミングホールド、ネットなど、様々なプログラムが配された。全体としてコンパクトながら多機能の建築として巧みにまとめている。
下記リンクを是非ご覧下さい。
https://www.g-mark.org/award/describe/54268?token=yef7hGqZNP