みなさまいかがお過ごしでしょうか。新型コロナウィルス拡散防止の為、それぞれの状況の中、様々にお取り組みをされていることと存じます。弊社ではプロジェクトの中止や延期があり、目下厳しい状況に直面しておりますが、社員一同この時を前向きに受け止め、プロジェクトを進めて下さっているクライアントの方々と共に進んでゆかねばと思っております。
ところで、昨年の4月に「カドウ建築の宴 in 別府公園」として、別府市さんとの公民連携で、可動建築を用いた社会実験を実施しました。実は今年は大分県立美術館さんと「カドウ建築の宴 in OPAMプロジェクトチーム」を結成し、「坂茂建築展」との連携で「カドウ建築の宴 in OPAM」を実施する予定で進んでおりました。しかしながら新型コロナウィルス拡散防止のため今のところ秋以降に延期となっております。
それなので、可動建築たちはひとまず秋くらいまで別府の車庫で眠ることになったのですが、もしよろしければ、コロナと共にある社会の暮らし方を模索する方々にぜひご利用頂き、わたしたちも一緒にこの時代の可動建築の可能性を考えれられればと思っております。利用料は無料です。運搬や収納を考えますと、別府市の海門寺公園近くの車庫から、複数人で転がして運搬できる距離でご利用頂くのがよいと思いますが、運搬可能であればそれに限りません。
可動建築は、社会距離のとりやすい広い屋外の、風通しのよい場所に設置可能です。様々な活用方法を考えて頂ければ嬉しいです。よろしくお願い致します。