Mobile architecture

可動建築

Mobile architecture

可動建築とは
車輪が付いている、持ち運びが出来る、簡単に解体して組み立てられるなど、土地に堅固に固定されず様々な場所に移動することができる建築。一般的な建築物は完成までに費用も時間もかかり素人が作るには難しいが、可動建築は工夫次第でコストを削減できてすぐにでも作れるのが魅力だ。弊社では可動建築を「新しい都市計画」の重要なツールと考えている。

公共空間に人が参加するきっかけを作るための、可動・組立て式のストリートファニチャーのような可動建築。一つの木の塊のような状態から、L型のパーツを引き出して並べていくことで自由な形状に展開することができる。約200mm~約900mmの高さまでの水平面が連続して並び、用途は使う人の読み取り方次第で決まる。

現代の都市では様々なパブリックスペース(広場や公園など)が作られているが、それらはあまり自由に創造的に使われていないことが多い。それは、スペースがあってもそこに参加するきっかけがデザインされていないからではないかと考えた。パブリックスペースを誰もが創造的に使いこなせるようにするためのツールを作りたいと考え、可動建築「モクカイ」を設計した。もちろん、既存の屋外家具やストリートファニチャーなども存在するが、それらはすでに用途が確定している。そうではなく、用途が確定していないパブリックスペースの状態に近い、使う人が自然と使い方を創造しながら場所に参加してもらえるような、可動式で簡単に組み立てられる設えが必要と考え設計した。

 

 

 

 

 

 

 

 

主な活用実績

●2017414 日~/大分市美術館「CIAO!2017ようこそ上野の森へ」

●2017923/大分市ホルトホール前「motomatto20周年」

●20171119/ 大分市美術館企画展「on the on」によるファッションショー「ホントの時間」

● 2017123/大分市美術館「まちなかGO!アート×ガストロノミー」

●201947,14日別府市との公民連携社会実験「カドウ建築の宴in別府公園」

●20195月別府公園にて「BEPPU PROJECT」による「アニッシュカプーア展」親子ワークショップ

●20191027APUの学生による「豊かなマルシェ@北浜公園in別府」

●20191117日スターバックス「Coffee Picnic@別府公園」

●2020年10月25日大分県立美術館5周年式典「カドウ建築の宴 in OPAM

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