スミヒラク

HOUSE

スミヒラク

スミカのスミをまちにひらく家

古くからの住宅街のなかに新たに整備された分譲宅地に建つ小さな住処(スミカ)である。並びの他の住宅はおよそ南西側の前面道路に並行に駐車場や庭や住宅を配置しているが、陽光の取得を考えると、配置を南北方向に30度程度傾けるほうが合理的であり、幅員の狭い前面道路からの車の出入りにも適していた。それにより、建築の二つの面がまち側に面し、建物の「隅」(スミ)が道に対することになった。その「隅」を開くことで、住処は既存のまちや環境と直接繋がることになった。暮らしの中で繋がる度合いを程よく調節出来るよう、ガラス入り建具やメッシュスクリーンを設けている。内部では明るい2階を主な生活の場として、下階から上階までゆるやかにつながるよう、用途の異なる場所ごとにすこしずつレベル差を設けて、ゆるやかに場所を分けつつ繋げている。レベル差を利用してロフトのような空間を設けている。

建物概要--------------------------------------------------
主用途/住宅
構造・規模/木造2階建
敷地面積/154.6m2(46.77坪)
建物面積/56.94m2(17.22坪)
延床面積/92.74m2(28.05坪)
構造設計/株式会社黒岩構造設計事ム所
施工/新成建設株式会社
写真/イクマサトシ(techni staff)


通り側外観 建物の「スミ」が街に開かれている






2階リビングからダイニングを臨む


キッチンとダイニング 左側のボリュームは子どものための居室


居室


リビング


ダイニング


ダイニングからテラスへとつづく


南側外観夕景
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    内部は、ハイサイド窓から光が落ちる光井を中心にスキップフロアで空間が連なっており、場所を床レベル差でゆるやかに分割している。内部にいる家族同士は、光井や連続した空間を介してお互いの「気配」を感じながら、一体感を感じて過ごすことができる。

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