湯布院のゲストハウス

GUEST HOUSE

湯布院のゲストハウス

湯布院盆地の風景に囲まれた傾斜地に建つもてなしの場

このゲストハウスは、由布岳と九重連山を望む斜面の中腹にある丘に建つ。クライアントより要求されたプログラムは、朝霧上空の雲海を望めるこの場所に、大切な賓客を招待し、その自然と温泉を楽しみながらくつろいでもらう場所をつくるということであった。必要とされる空間を雁行配置し、各寝室の独立性を保ち、環境に馴染むリズミカルな外観を得ている。敷地は、東に由布岳、南に久住連山を臨む場所。軸線が玄関から中庭を通り、由布岳山頂まで貫く。傾斜地での安定性を考慮して、コンクリート壁を大地に穿ち、それに木造の屋根を懸ける構造としている。リビングには、朝の木漏れ日が差し込む。昼にはトップライトから石版へ落ちる光がダイナミックな陰翳をつくる。石版には、瀬戸内海の黒髪石を使用している。石彫用など大型のサイズの石を切り出す際にでる「端辺石」とよばれる、特大の割り肌石である。黒髪石はクライアントの所有する土地で産するものである。国会議事堂外壁などにも使用される、良質な迫力のある石で、この建築を特徴づけている。二つの寝室と一つの和室にはそれぞれ専用の温浴室があり、部屋によって使用している素材が異なる。望める景色も、由布岳、九重連山、庭園と、景色も様々に楽しむことができる。


建物概要--------------------------------------------------

主用途/ゲストハウス
構造・規模/木造一部鉄筋コンクリート造1階建
敷地面積/2982.98m2(902.35坪)
建物面積/276.48m2(83.64坪)
延床面積/276.48m2(83.64坪)
構造設計/有限会社勝設計事務所
施工/東亜建設工業株式会社


東側外観 ボリュームが少しづつズレて緩急斜の敷地に配置されている


コンクリートの壁がくり抜かれたエントランスゲート


エントランス側外観


エントランス 玄関ドアを開くと彫刻が見える


ダイニング


リビングと石壁 廊下の先に彫刻のある光庭がある


昼頃、石壁にトップライトから陽光が射し込む


西側渡り廊下 西日を竹林が柔らげ、石壁に影を落とす


ダイニングとリビング


寝室1風呂 水盤に映り広がる久住連山


寝室1


寝室1から風呂を臨む


寝室1正面の大窓


寝室1洗面


寝室2風呂 ジャグジーバスから由布岳を臨む


和室


寝室2から風呂を臨む


和室洗面


和室風呂

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    別府は昔からの町並みや下町らしい風情が残っている。
    そんなまちと「気配」でつながれるような住宅を考えた。
    外皮のまちへの接触面となる面を掻き取ることによって開口部を形成し、残った外皮は出が入り組んだように互い違いにすることで、光の入り方や外部との関係が均一にならないように設計した。この出入りのある外皮の間から、暮らしの中で生じる音、光、影などの内部の「気配」が外部に漏れ出す。子供達のあそびや近所のはなし声など、まちの音が内部に入ってくる。内から外の「気配」も感じることができる。外皮はまちからの直接的な視線は遮るが、開口部は上部へ十分に開放されていて、天候など空の「気配」を感じることができる。
    内部は、ハイサイド窓から光が落ちる光井を中心にスキップフロアで空間が連なっており、場所を床レベル差でゆるやかに分割している。内部にいる家族同士は、光井や連続した空間を介してお互いの「気配」を感じながら、一体感を感じて過ごすことができる。

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